cafe de psyche

作るの大変なんです。(2002年4月)


psycho lab.がスタートして半年。作るのがこんなにもきついとは思ってもいませんでした(^^;)

週3回の更新を目標にコンテンツ制作している、このpsycho lab. しかし、それぞれのページといい、メルマガといい、知ってることを書くってのは何でこんなに難しい〜んでしょう(ちょっと力を込めて)。

たとえば、learn to psychology.以外のウェブとかメルマガは、基本的には本屋で立ち読みすることから生まれています。個人では決して買えないような「心理学辞典」とか、臨床にいたっては、びっくりな医学書も読みます。毎日に行ってるから、本屋の店員さんはもしかしたら顔を覚えているかも。


なにしろ、学術書って高いんだよ〜。一例を挙げると、1000ページ以上、重さ1キロはくだらないという「DSM-4-TR 精神疾患の診断・統計マニュアル」(アメリカ精神医学会・著/医学書院・刊)のお値段、

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なんと、1万9千円なり

Mini-Dと呼ばれる診断基準のみ引っこ抜いた「DSM-4-TR 精神疾患の診断・統計の手引き」でさえ3,800円します。

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買えないって。

もちろん、これだけでは作れないので、我が家にあるたくさんの教科書なんかもひっくり返します。

例えば、下の写真。

ある日の原稿書き

これは心理測定法「性格検査」の回を書いてる様子。私の場合、まずウェブに書きたいことをアナログなメモとしてまとめてから書くので、こんな風に資料がひっくり返ります

このときは教科書3冊、そこら辺にあった心理学の本2冊がひっくり返りましたっけ。

あと、こんなのもよく見てます。

自分でできる心理学問題集

心理学といえばな出版社、ナカニシヤから出ている「自分でできる心理学問題集」 実はこれ、メルマガを立ち上げるもとにもなっています。この本って、教養レベルから専門レベルまで、問題を解くことで自分の知識を確かようというものなんですが、これがモバイルで出来ると面白いなあとかいいながら企画したのが、あのメルマガなんですね。

もちろん、ネタは独自に作ってるんだけど、それでも2000円しないお値段にしてはディープなところまで扱ってるこの本、すごく役立ってます。

あと、これも忘れちゃいけない。

愛用のゲルインクペン

これ、愛用しているペン。パイロットの「HI-TEC C 0.3mm」のキャップ式です。相性ばっちりで、こればっかりこの数年使ってます。大学の講義メモから、学割の申請用紙、そして、psycho lab.まで、みんなこれで書いてます。200円のもと、十分取ってます。

こんなにがんばってるんだけど、まだまだ心理学の「し」くらいしか触れてないんだよね。先は長い!

がんばろっと。